旅行1日目・2日目です。まず、当初の予定は以下の通りでした。

1日目
成田からセントレアまで空路移動（エコノミークラス）。セントレアの空港直結ホテル泊。
2日目
セントレアからフランクフルトまで空路移動（ビジネスクラス）。フランクフルトを適当に市内観光後、フランクフルトからヴェネチアへ空路移動（エコノミークラス）。ヴェネチア泊。

ところが旅行の2日前にルフトハンザのストの影響でセントレアからフランクフルトまでのフライト（ビジネスクラス）が欠便になったとの連絡がありました。旅行前日は何の動きもなく、旅行当日の9時頃にカタール航空の成田⇒ドーハ⇒フランクフルトの便（エコノミークラス）に振替になったとの連絡がありました。私自身、カタール航空のエコノミークラスで「羽田⇔ドーハ⇔ブダペスト」や「羽田⇔ドーハ⇔マドリード」の便を利用したことがありますが、はっきり言って体力的にしんどいのでその経験を踏まえ家族会議を開きました。とりあえず選択肢は以下の2つでした。
①旅行自体をキャンセルする
②構わず旅行に行く
上記①の場合、マイレージはほぼ戻ってくるものの、すでにキャンセルできない費用（一部のホテル代、現地の交通費、入場料等）の数十万円は戻ってこない状態でした。②の場合、失う費用はなく、当初の予定通りの日程で観光できる見込みは立っているものの、行きの便で体力を消耗しきってしまい、旅行自体を存分に楽しめないリスクがありました（なにしろ高齢者同伴ですので）。成田⇒ドーハの便は午後10時発だったため、午後3～4時ぐらいまでに①と②のどちらかにするか決定しないといけませんでした。いろいろ悩みましたが、我が家の貧乏根性が贅沢志向を上回ってしまい、結局強行で旅立つことになりました（最終決定したのは午後2時頃）。ちなみにダウングレードにより、どのような補償があるのかは、この時点ではまだ知らない状態でした。

とりあえず旅行に行くことは決定したので、午後5時頃までに準備を完了し、成田に向かい、エコノミークラスへ乗り込むこととなりました。当然、搭乗前に空港ラウンジは使えません・・・。ドーハまでは約12時間ですが、これって成田からフランクフルトまでの所要時間と大差ないんですよね。機内の写真は撮る気すらなかったので無しです。とりあえずドーハの空港（私にとってはこれが3回目の訪問）の写真を載せておきます。

ドーハでの乗り継ぎ時間は4時間ほどありましたが、ここでは体力を温存するため、無駄に歩き回らず、のんびりベンチで座っていました。その後、約6時間のフライトでフランクフルト空港に到着しました。ヴェネチアまでのフライトまで約7時間ありましたので、いったんフランクフルト市内まで行くことにしました。このあたりで自分を含め、意識が朦朧とし始めてきていました。フランクフルト空港駅、フランクフルト中央駅、レーマー広場の写真だけ撮っておきました。

フランクフルトの市内観光は適当に済ませ、カフェでのんびりすることにしました。行ったのはカフェモーツァルトというところで、地元では割と有名店です。カプチーノを頼みましたが、3.8ユーロで割とリーズナブルでした。カフェにいる間、家族はずっとぼーーっとしていました。

その後、フランクフルト鉄道駅のフードコートのようなところで軽くソーセージを食べたりして、再びフランクフルト空港まで向かいました。ヴェネチアまで約1時間強のフライトでしたが、席に着くなりほぼ爆睡の状態で目が覚めたら到着していました。ヴェネチアのマルコポーロ空港には深夜23時前に到着しましたが、ホテルまでは水上タクシー（モストカーフィ）で行きました。料金は120ユーロでした（深夜割増料金があるのかと思ってましたが、請求されませんでした）。画像が鮮明ではないですが水上タクシーの様子です。

ホテルは運河沿いだったので、水上タクシーはホテルの目の前まで行ってくれました。
チェックイン後、シャワーを浴びたり荷物整理をしていたら深夜1時ぐらいになっていました。この時点で自宅を出発してから約40時間ぐらい経過しており、静かな眠りにつくことといたしました。この日はここで終了です。