ポチ丸のブログ

ポチ丸とその家族の旅行記をテーマとしたブログです。

イタリア旅行 6日目(ローマ)

旅行6日目です。泊まったホテルの紹介をいたします。スペイン階段を登ったところにあるトリニダ・デイ・モンテイ教会に至近のスカリナータ・ディ・スパーニャというホテルです(対面に「ハスラー」という高級ホテルがあるのが妬ましいです)。二泊で650ユーロほどでした。スタッフの対応は若干事務的で、景観もあまり期待できない感じでしたが、立地は良いので旅の思い出に残るホテルにはなると思います。ホテルの外観、共有部分、客室、朝食ルームの写真です。


この日は終日ローマ市内の観光を予定しておりました。午前中にコロッセオ周辺、午後はパンテオン周辺をぶらぶらする予定でした。朝食後、スペイン階段を降りて、早朝のトレビの泉に行ってみました。空いていることを期待して行ったのですが、ちょうど清掃をしていて泉の淵まで行くことができなかったので、またあとで再訪することにしました。


トレビの泉のそばのタクシー乗り場からタクシーに乗って真実の口(サンタ・マリア・イン・コスメディン教会)まで行くことにしました。教会を背にして撮った写真です。


教会の開館時間は9時30分のため、9時10分ぐらいに着きましたが、開館前に並んでいる人は15人程度でした。9時30分から待っていた人が次々写真を撮っていきましたが、ひととおり撮り終わったあと、待ち人は0になっていたので写真は撮り放題の状態でした。夏のピークシーズンでなければあまり行列はできないのかもしれません(この日、若干の雨天だったことも観光客が少なかった理由かもしれませんが)。ちなみに入場料は無料ですが、寄付を募っていたため数ユーロほど入れておきました。


真実の口を観光後、徒歩でコロッセオまでいくことにしました。途中で通ったチルコ・マッシモ(かつての競技場)です。


結構な距離がありましたが、コロッセオまで到着しました。


コロッセオは事前にオンラインで予約をしていました。フォロ・ロマーノとの共通券チケットとなっており、予約料込で一人18ユーロでした。予約時に時間指定をするようになっていますが、早朝(9時~10時台)の時間帯は埋まっていたため11時過ぎの時間帯での予約となりました。指定の時間よりだいぶ早めに着いたのですが、周辺にベンチのようなところがあまりなく、待っているだけで疲れてしまいました。40~50分待って、ようやく入場できました。事前予約をした弊害が出ておりますが、事前予約をしていないとチケット購入のために長蛇の列に並ぶ必要があるため、これは仕方がないかもしれません(11月のオフシーズンでもコロッセオは非常に混雑していました)。


コロッセオは急な階段が多く、高齢者にはきつかったようです(エレベーターの表示があったので、さらっと探してみたのですが見つかりませんでした)。観光後、フォロ・ロマーノの観光を予定していましたが、両親が疲労困憊状態になっていたため、観光は断念しました。コロッセオから見たフォロ・ロマーノ方面の写真です。


コロッセオのそばのタクシー乗り場からタクシーでいったんナヴォーナ広場まで行くことにしました。噴水が印象的な広場です。


この時点で昼過ぎになっていたため、パンテオン方面まで歩き、ランチとしました。入ったのはアルマンド・アル・パンテオンというガイドブックにもよく出ているような有名店です。ランチタイムは12時30分からで、開店同時に行ったため予約なしで入れましたが、もう少し遅く到着した予約なしの客は入店を断られていたので、事前予約が必須の店のようです。価格は忘れましたが、前菜1品、パスタ、ソフトドリンクぐらいを想定した場合、一人30ユーロ程度を見込んでおいた方がいいです(セットメニューらしきものはありませんでした)。


口コミでは味がしょっぱいとのコメントが多かったですが、日本人にはちょうどいい味かなと思えました。いずれにせよ、イタリアに来てようやくイタリア料理らしいものを食べることができました。食後、ほぼ隣接しているパンテオンを観光しました。パンテオンの入場料は無料でした(有料だと記憶しておりましたが変わったんでしょうか)。


パンテオン観光後、徒歩でトレビの泉まで行きました。早朝と異なり、混雑していましたが、人込みを掻き分けてみんなでコインを投げてみました。


トレビの泉からスペイン広場方面まで徒歩で向かいました。かなり歩いたので、老舗カフェであるカフェ・グレコに行ってみました。着席するとコーヒーだけで10ユーロぐらいしてしまう高級店ですが、立ち飲みなら数ユーロで飲めます。我々は疲れていたので迷わず着席しましたが、内装が凝っており印象的でした。


カフェでゆっくりした後、スペイン広場から少し歩いたところにあるマルグッタ通りに行ってみました。映画「ローマの休日」のロケ地となったところで、グレゴリー・ペックが住んでいたアパートがあるとのことで行ってみました。ちなみにアパートの住所はマルグッタ51になります。当時の面影があると言えばあるけれども、随分変わったなという感じもしました。


ぶらぶらしていたら午後4時頃になったので、いったんホテルに戻ることにしました。一休みしたあと、まだ余力があったので、買い物に行くことにしました。行ったのはフィレンツェでも行ったリナシャンテというデパート(@トリトーネ通り)で、こちらで自分用および他人用のお土産をいろいろ買いました。ユーロがたくさん余っていたので、両親は財布を買いましたが、ちょうどバーゲンで安く購入できました。買い物のあと、食事の予定を立てようと思いましたが、両親があまり空腹ではないとのことで、適当に買ったものを食べて終了となりました。ちなみに買ったものの一つが焼き栗で、個人的には「イタリアまで来て栗はないだろ」と思っていましたが、母親がどうしても食べたいようなので好きにさせました。まぁ栗自体はおいしかったんですけどね(笑)。


この日はここで終了です。