ポチ丸のブログ

ポチ丸とその家族の旅行記をテーマとしたブログです。

スペイン旅行 4日目(最終日・マドリード)

早くも最終日となりました。この日はアランフェスに行くことにしました。と言ってもまずは朝ごはんです。一昨日訪問したChocolateria San Ginesにもう一度行ってみることにしました(オーダーしたものは前回と同じ)。今回は勝手が分かっているため、気分的にも余裕があり、ゆっくりと味わうことができました。前回撮り忘れた店内の風景です。


朝食を済ませた後、Sol駅からセルカニアスに乗ってアランフェスまで行くことにしました。片道運賃はエル・エスコリアルの時の同じで4.05ユーロでした。アランフェスの駅です。


駅を背に右手に進むと、下の写真のようなところに来ます。直進するとやや広めの道路にぶつかるのでそこを左折します。


左折するとこんな道が続いています。人通りがなくて寂しい道です。


朝早いせいか観光客らしき人がほとんどいないため、エル・エスコリアルの時と同様、道が合っているのか少し不安でしたが、7~8分程度歩くと王宮が見えてきました。


着いたのが9時過ぎぐらいでしたが、王宮の入場は10時からなので、周辺を散歩することにしました。王宮を通り抜けて王子の庭園の方に来ました。


王子の庭園の入口です。


王子の庭園の内部です。人がほとんどいませんでした。


あまり見どころがなさそうだったのですぐに引き返してきました。まだ10時まで時間があったので、王宮の周辺を散策しました。


10時を過ぎてしまったので内部に入りました。入場料は9ユーロでした。マドリッドの王宮に劣らず、なかなか豪華な絵画や展示品がありました。


ゆっくり観光したあと、外に出てもう一度王宮の外観を眺めてみました。


短い観光でしたが、アランフェスを去ることとしました。観光客が少なかった分、ゆっくり観光できました。日本人を含め、アジアの人種は見かけませんでした。最近、世界各地で目にする中国人の観光客もここでは見かけませんでした(たまたまかもしれませんが)。来た道をのんびり戻り、アランフェスの駅に到着しました。アランフェスの駅構内です。


セルカニアスで再びSol駅に戻ってきました。お腹も空いたのでランチにしました。再びMuseo del Jamonに行き、今回はカウンターでCombinadosとコーヒーをオーダーしました。値段は忘れましたが、10ユーロしなかったと思います。見た目よりもボリュームがあり、お腹がいっぱいになりました。


カウンターから見た店内の様子です。


ランチの後はティッセン・ボルネミッサ美術館に行きました。ここはプラド美術館やソフィア王妃芸術センターを異なり、無料時間は時間帯ではなく曜日(月曜日)のため、今回は入場料を支払って入ります。入場料は10ユーロでした。


館内はそんなに混雑しておらず、比較的のんびり鑑賞できました。14世紀以降、現代までの作品がほとんどで、ジャンルもバラエティに富んでいて見応えがある美術館です。個人的にはプラド美術館やソフィア王妃芸術センターよりもお勧めします。館内の写真撮影は比較的自由に行えます。


ルノアールの「庭で日傘をさす女」です。


マネの「乗馬服の婦人」です。


ドガの「緑の服の踊り子」です。


ダリの「目を覚ます1秒前、ザクロの実の周りを一匹の蜜蜂が飛び回ったために見た夢」です。


一通り鑑賞したあと、ティッセン・ボルネミッサ美術館を去り、最後の観光スポットであるビセンテ・カルデロンに行くことにしました。せっかくなのでサッカー観戦を楽しんでから帰国することにしたわけです。対戦カードはアトレティコマドリード対エイバルで、エイバルには日本人の乾も在籍しています。とりあえず地下鉄で最寄駅のPiramidesまで行きました。地下鉄内ではすでにアトレティコのサポーターがたくさんいました。電車を降りて地上に出ると、すぐに出店が出ていました。


周囲のサポーターと同じ方向に歩いていくと、自然とスタジアムまで着きました。


スタジアムの外観です。


いよいよ入場です。チケットは日本出発前にアトレティコ・マドリードのオフィシャルHPから購入しました。一番前の席が60ユーロちょっとだったのでそれにしました。試合の1時間弱前に着いたのでまだあんまり人がいませんでした。


試合直前になるとだんだん席が埋まってきました。


いよいよキックオフです。


あっという間に前半終了。スコアは0-0でハーフタイムとなりました。


後半開始早々にホームのアトレティコがクリアミスから不用意な失点をし、スタジアムが一瞬静かになりました。そう思ったのも束の間、かつてのスターであるフェルナンド・トーレスが目の前でアップを開始しました。


写真を撮ったり、トーレスのアップを見ているうちに、アトレティコがあっさり逆転しました。追いかける立場になったエイバルですが、今度は乾がアップを開始しました。


試合は2-1のままロスタイムに突入し、途中出場したトーレスがダメ押しとなる3点目を取って3-1でアトレティコが勝利しました。トーレスのゴールは約四か月半ぶりで、アトレティコで通算100ゴール目のだったらしいです(帰国してから知りました)。


試合が終了したのが18時でしたが、フライトは21時だったので、スタジアムからホテルに直行し、荷物をピックアップしたあと、地下鉄を乗り継いでに空港に向かいました。帰りのフライト時間は行きよりも短く、マドリード⇒ドーハが約6.5時間、ドーハ⇒羽田が9時間ちょっとでした。羽田に到着したのは23時ぐらいで、自宅に着いたのは24時30分ぐらいになっていました。短かった旅が終了しました。次の日からまた仕事です。また休みが取れたら今度はバルセロナやアンダルシアに行ってみたいと思いました。